教育現場で利用する
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2023年9月7日(木)に行われた「Industry Co-Creation(ICC)サミット KYOTO 2023」のピッチイベント「ソーシャルグッド・カタパルト-社会課題の解決への挑戦-」に、NPO法人eboard代表理事・中村孝一が登壇し、3位に入賞しました。
eboardのプレゼンテーション概要・評価結果
プレゼンテーションでは、この10年間、eboardが向き合ってきた課題として、貧困、不登校、発達や障害など「学びをあきらめてしまう」原因について説明しました。
くわえて、ICT教材eboardの、障害や特性に配慮した「学びやすさ」への工夫として、日本で唯一、字幕による学習機会の保障を実現した「やさしい字幕」などを紹介しました。
最後に、なぜICT教材は「なぜ無料なのか」、その理由をeboardの思い、ミッション、eboardに寄せられた声と共に伝えました。
結果、43名の審査員や会場からも高評価をいただき、22点獲得で3位入賞となりました。
◆プレゼンテーションの書き起こし記事はこちら:https://industry-co-creation.com/catapult/96543
▼当日のプレゼンテーションの様子が動画でご覧いただけます
ICC サミット KYOTO 2023について
Industry Co-Creation ® (ICC) サミットは、「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回400名以上が登壇し、総勢1,000名以上が参加し、参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うためのエクストリーム・カンファレンスです。
ICCサミットでは、ベンチャー企業や大手企業の新規事業の責任者などがプレゼンテーションを行うピッチ・コンテスト「カタパルト」が開催されます。今回eboard代表理事・中村が登壇した「ソーシャルグッド・カタパルト」では、様々な社会課題の解決を目指す活動家11名が、各7分間のプレゼンテーションを行い、第一線で活躍する43名の投票による審査が行われました。
<ICCサミット KYOTO 2023 開催概要>
◆ICCサミット KYOTO 2023 詳細:https://industry-co-creation.com/events/icc-kyoto-2023
NPO法人eboardの活動
NPO法人eboardは、「学びをあきらめない社会」をミッションに、インターネットを通じて、経済的理由、不登校、障害などの事情を抱える子どもたちの学習機会の保障を目指して活動しています。団体が開発・運営するICT教材eboardは、約2,000本の映像授業と約10,000問のデジタルドリルで構成され、公立学校・非営利活動、ご家庭での利用(個人)には無料で提供。全国の公立学校や学習支援団体、フリースクール、地方の公営塾など11,000カ所以上の教育現場で導入され、毎月20〜30万人に利用されています。
また2023年6月からは、不登校・子ども支援団体研修プログラム eDojo [イー道場]の提供を開始。主に不登校の子と関わる教育・学習支援現場のスタッフの方を対象とし、居場所スタッフに求められるコンピテンシー習得を目指すプログラムの開発・運営をとおして、子ども達が、安心して過ごし、学ぶことができる場所につながれるよう、取り組みを進めています。
◆eDojoについて詳しくはこちら:https://info.eboard.jp/edojo
NPO法人eboardは今後も、様々な理由から学びづらさを抱える子の学習機会保障に向けて活動を継続していきます。