医療・福祉×教育の専門家による 発達障害専門学習塾

発達障害専門学習塾marble(マーブル)

小学生 中学生

授業・活用のポイント

  1. 1. 「医療・福祉」の専門家・作業療法士と「教育」の専門家・塾講師による発達障害専門塾。
    2. 発達段階や特性に応じて、教材も学び方も一人ひとり違っていい。
    3. 認知特性や勉強方法に合わせて、eboardを様々な場面で活用。

marbleについて、教えて下さい。

marbleは、「あたりまえを広げよう」がコンセプトの発達障害・学習障害・ADHD・自閉症のお子さんの専門塾です。「医療・福祉」の専門家である作業療法士と、「教育」の専門家である塾講師がチームをつくり、専門的なアセスメントや認知特性に応じた勉強のサポートを提供しています。勉強の土台となる「脳」や「身体」の使い方についてのプログラムも、塾としてはユニークな取り組みだと思います。

eboardを使い始めたきっかけ、背景は?

marbleでは、「教材もその子の発達段階や特性に応じて、一人ひとり違っていい」というのが原則のため、同じ教材でも印刷するときの紙の明度やフォントにまで気を配り、制作・蓄積しています。もちろん、教材の作成や準備にかかる時間も多くなってしまうため、多くの子が利用する教材については、市販の教材や特別支援向けの教材なども利用しています。

特性的にICTや映像授業との相性がいい子も多いため、よい教材はないかと探していたところ、eboardを見つけました。無料のトライアル期間で、関心を持って取り組んでくれる子が多かったため、導入を決めました。

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marbleのオリジナル教材

現在の活用状況について、教えて下さい。

教室全体で「eboardはこう使う」という決まった方法やルールは、ありません。他の教材や学び方についても、その子にあったものを選択するのがmarbleの考え方。その中で、その子がよりよく、自ら学んでいけるようサポートしています。

― 全体的な傾向や、特徴的な使い方はありますか?
全体的にeboardの映像授業が好きな子が多いです。ただお子さんによって、視覚からの情報処理が得意な子もいれば、耳からの情報処理が得意な子もいます。同じ、動画を見て学ぶにしても、倍速で見る子、(eboardの)デジタル問題集と合わせて学習する子、その他の教材を併用する子など様々です。

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映像授業の利用方法も子どもによって様々

eboardを利用する上で、または日々の授業で工夫・意識されているところは?

eboardの利用に限ったことではないですが、marbleでは、その子の「勉強したい」や「できた」という気持ちを大切に、そこを伸ばしてあげたいと考えています。「勉強したくない」「勉強できない」という原因は、その子の発達や特性、今置かれている環境や勉強方法などによって様々ですが、現在の環境では思うように学力が伸びない子でも、その子にあった学び方が必ずあります。

eboardやICT教材、映像授業が合うのか合わないのか、合うならどういう使い方がいいのか。一人ひとりの特性に合わせた勉強方法でサポートすることを常に意識し、日々工夫を重ねています。

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自分の学習データを見ながらふりかえり。「自分で学んでいく力」を大切にされています。

子ども達や学習環境に、どういった変化がありましたか?

使い方も一人ひとり異なるので「全体的にこう変わった」とは言えないですが、その子にあった学習環境をつくっていく上で、私たちスタッフにとっても、子ども達にとっても、頼りになる選択肢が増えたことが、一番大きな変化だと思います。

参考リンク

学習塾・民間でのご利用

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