本土最西端!ICTを活用し地域に根ざした学習塾

平戸いの翔塾

小学生 中学生

授業・活用のポイント

  1. 1. 本土最西端。講師の確保が難しい地域に、ICTの活用で学びの場を実現。
    2. eboardに教科書や学校ワークを組み合わせて活用。基礎の理解とくり返しを大切に。
    3. 定期テストで100点アップする生徒も。自分でじっくり学べる環境づくりが決め手に。

井上さんは福岡のご出身ですが、なぜ平戸で学習塾を始められたのでしょうか?

大学卒業後、福岡市内の大手学習塾に勤務していたのですが、塾の夏休み合宿で訪れたのが最初のきっかけです。そこから平戸にプライベートでも遊びに来るようになり、豊かな自然や食、歴史など、平戸という地域にどんどんひかれていきました。

長男の誕生をきっかけに、子育てをするならば自然豊かな平戸でと思い移住、「平戸いの翔塾」をスタートしました。

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eboardを使い始めたきっかけ、背景は?

平戸のような地方で学習塾をやる上で、一番課題になるのが講師の確保です。もちろん私自身が指導することもできますが、1人で様々な学年の生徒を完全にサポートすることは、難しい。何より生徒には「教えられる」のではなく、「主体的に考え、学んでいく力」をつけてほしいと考えました。

前職の大手塾でICT教材を採用していたこともあり、「平戸でこのスタイルを実現するなら、ICTだろう」と考え、eboardを導入しました。わかりやすい映像授業で、シンプルな構成が魅力的でした。

現在の活用状況について、教えて下さい。

生徒たちは、自分のスケジュールに合わせて、教室にやってきます。学習は完全に個別、いわゆる「自立型学習」のスタイルです。中学生が多く、受験期を除き、学校の予復習やテスト対策が中心になるため、主に教科書や学校のワーク、eboardを使って学習内容をどんどん進めていきます。講師の役割は、わからなかったところの解消や学習相談が中心です。

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eboardを利用する上で、または日々の授業で工夫・意識されているところは?

もちろん、講師からアドバイスもしますが、使い方は、基本的に生徒自身に考えて使ってもらっています。生徒を見ていて好評なのは、中学社会や理科の映像授業ですね。

eboardの良いところは、1つの1つの単元がコンパクトにまとまっているところです。実力テスト前や受験前など、1・2年の内容をまとめて復習しなければならない時に、ちょうどいい分量だと思います。定期テスト直前など、もっと演習が必要なときもありますが、日常学習については教科書や学校ワーク、受験前には塾用教材や過去問を使用して対応しています。

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子ども達や学習環境に、どういった変化がありましたか?

それまでの教材には理社がなかったこともあり、eboardを導入してから数ヶ月で、理社を中心に定期テストの点数が100点以上アップした子もいます。

特に、コミュニケーションが苦手な子にとっては、映像授業とデジタル問題集で自分で学べるeboardは、とてもありがたい存在のようです。あまり積極的に話してくれなかった生徒が、黙々と勉強を続け、笑顔で点数の報告をしてくれたときは、とてもうれしかったですね。

参考リンク

学習塾・民間でのご利用

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